ごあいさつ

カンジ・レーシングシミュレータージム大阪心斎橋のホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。
日頃、レッスンなどで当店をご愛顧いただいております皆様にまずは厚く御礼申し上げます。

カンジ・レーシングシミュレータージム大阪心斎橋はサーキットで実際に走行を嗜まれる多くのドライバー様や、車を運転することを好むお客様など、すべての車好きに可能な限り再現性の高いシミュレーターを用いた、クオリティの高いドライビングレッスンをさせていただこうと、またシミュレーターでの走行を楽しんでいただこうと門戸を開かせていただいております。

私は、レーシングシミュレーターを用いてドライバーが実際にサーキット走行のドライビングスキルアップをする最も効率のいい方法を2013年10月より模索してまいりました。

お客様の安全性とスキルアップの効率化

様々な方にレッスンをさせていただく中で、お客様に実車でのドライビングスキルアップしていただくことに必要な要素がわかってきました。
シミュレーターでの操作技術や走行知識だけでは賄えない要素が複数存在するということです。

第1に、インストラクターとしてシミュレーターを用いて「実車走行を目的としたレッスンを行う」には、まず実車でドライバーとしての操作感覚をもつこと。実車両の構造や構成部品の変更による車両挙動への変化(マシンセットアップ)を理解していること。実際のレース現場での状況や環境を理解していること。こういう要素が必須であると感じました。そしてこれらの知識を得、理解するには実際に現場で勉強する必要がありました。

なので、スーパー耐久や車両ロガー解析官としてチームに携わり、FIA-F4選手権でチーフエンジニアとしてシーズンを通し戦い、FerrariChallengeAPACではコーチとして海外レースへ同行させていただき、また実車(ロードカーや競技車両)でお客様のマシンでタイムアタックや同乗走行をご依頼いただいてきました。

第2に、レーシングシミュレーターのプロとして徹底的な研究と高い技術が必要だと思います。

私は、お客様からの様々なご要望にお応えでき、調整可能なソフトのファイルすべてを把握しています。新たなモデルの挙動データの調整を1からさせていただいたこともあります。

第3に、シミュレーターそのものがとても再現性が高く、人の運転乗車感覚に非常に近いものでなければならないということです。

当店のシミュレーターのハードウェアは自社製です。加工業者様によくしていただき1から製作をしました。自社製作を行う事でシミュレーターへの理解がより一層深まりました。なぜ1からの製作をしたのかというと、より自然に運転できる環境作りが必要だと考えたためです。
シミュレーターでの走行において、運転乗車感覚が優れていると、そうでないものよりも実際のサーキット走行での癖が明らかに自然に露呈することがわかりました。シミュレーター走行の際に必要なのは「錯覚」です。錯覚したドライバーは無意識的に実車と同じ操作をしてしまいます。3つの画面を用いたレーシングシミュレーターで錯覚作用を得るにはかなりの工夫が必要です。

第1・第2・第3、これら3つの要素が非常に高いレベルで伴っていないとお客様が「誤解」を生んでしまいます。その「誤解」は時として実際のマシンクラッシュなどにもつながるのです。
実際のサーキット走行は一般的にリスクを伴うスポーツというのは既知の事実だと思います。時として怪我をするようなこともあります。このリスクの原因となっていることの1つにドライバーによる操作ミスや意識相違などがあります。ですがそれは知識を持ち、やってみて実感し、モノにできればいいのです。そしてそれはシミュレーターでも可能です。

「お客様が安全に高効率で速くなるにはどうすればいいか」

私はこれをずっと考えてきました。

カンジ・レーシングシミュレータージム大阪心斎橋は、お客様にとって最高の環境であなたをお迎えいたします。
ご来店を心よりお待ちしております。

カンジ・レーシングシミュレータージム大阪心斎橋
代表 田中莞士