大川 文誠 様

実車とシミュレーターの反復が大事!

私は、ポルシェカップチャレンジでレースに出場していたのですが、当時、タイムがトップとは大きく離れており、スピンしたりする回数が多くあり、悩んでいました。そこで、友人の紹介で、こちらに行き始めました。
まずは、シミュレーターのドライビングを見ていただき、すぐにステア操作に対してアクセルオンが早すぎることを指摘いただきました。当時、ポルシェは曲がろうとすることが難しく、意識しなければならないという考えがあり、コーナー立ち上がり側への意識がおろそかになっていたのです。

最初の何回かは、シミュレーターに慣れず自然に走行できずに苦戦していました。ですが、実車とシミュレーターとを反復して行き来することでより理解が深まり、タイムが伸びて、上達するのが自分でもわかりました。
通い続けていると、シミュレーターの筐体が変わり、一気に現実味が増しました。リヤが流れる挙動が自然とわかり、その感覚は実車とかなり近いものがありました。そのため。自然とカウンターが当たりました。

あるとき、ポルシェで速く走るためにはどうすればいいのかを田中さんに相談したところ、ローカテゴリーのフォーミュラで練習することを勧められました。私はフォーミュラーカーで練習?と疑問に思いながらも、マシンを購入し、乗り始めた。すると、自分のボロがどんどん出てきて、勧められた理由がわかりました。私の場合、カウンターのステピードもタイミングも遅かったので、実車でのクラッシュリスクが高かったのです。そこをシミュレーターで徹底的に特訓してもらいました。具体的には、あまりパワーのないフォーミュラから始まり、セッティングを段階的にオーバーステア傾向にしていってもらったのです。
ここで重要なのは、実車ではこの練習はあまりに非現実的ということです。リスクが大きいですし、お金がかかりすぎます。それを最高効率で個人的にみてもらえるのですから、すぐに上達しましたし、理解しました。実際、実車でのクラッシュやスピンは大幅に減りました。
これは自信につながり、これまでできなかったことを実車でトライできるようになりました。必然的にタイムも上がり、何より楽しくなり、大満足です!これからもよろしくお願いします。

レース出場経験等

  • ポルシェGT3カップチャレンジ
  • 鈴鹿クラブマンレース FE2
  • 鈴鹿クラブマンレース VITA

レースでは好成績をマーク!

2018年ポルシェGT3カップチャレンジでは、カテゴリーⅡでシリーズ4位、最高位2位!
ポルシェで速く走るために始めたフォーミュラエンジョイでは、鈴鹿クラブマンレースに出場し、最高位第2位を獲得しました!